お知らせ
2025年11月28日トピックス
inochi WAKAZO Project ものづくり支援活動レポート

中学生の発想を形に変える試作支援を実施
京都試作ネットは、東大・京大・慶大・阪大の医学生を中心とした次世代イノベーター集団「inochi WAKAZO Project」のエントリーチームのものづくり支援を実施いたしました。
京都試作ネットが本プロジェクトのエントリーチームを支援するのは今回で4回目となりますが、毎回中学生が考案したヘルスケア製品の試作支援として若い世代のアイデアを実際の「モノ」へと昇華させるお手伝いを行っています。
糖尿病対策としての「マウススリッパ」
今回支援させていただいたのは、糖尿病対策というテーマに対して中学生チームが考案した「マウススリッパ」です。これは、糖尿病患者が在宅ワーク時にも運動不足を解消できるよう、足で操作できるマウス機能を持ったスリッパという画期的なアイデアです。
試作支援の流れ
・事前準備
プロジェクト開始にあたり、Zoom会議を通じて中学生チームとの綿密な打ち合わせを実施。支援内容や試作品のイメージを共有し、製作工程の擦り合わせを行いました。
・製作プロセス
試作製作は、京都試作ネットが連携している「Kyoto Makers Garage」で実施しています。このものづくり拠点において、以下の作業を実際に中学生チーム自らの手で体験していただきました。
・市販のスリッパへの穴あけなどの追加加工
・工具を使ったマウスの分解
・マウスへの各機能部品の組み込み
・レーザーカッターを活用した新規部品の製作
Kyoto Makers Garageにはレーザーカッターや3Dプリンターなど様々な加工機械が常設されており、市販品では対応できない部品をその場で製作加工できる利点があります。
試作品の完成
今回は、プレゼンテーションまでの期間が限られていたため、実際のマウスとしての動作機能は搭載せず、各機能部品がスリッパに組み込まれたイメージを形状的に再現する試作品として完成させました。
ものづくりの現場体験
本プロジェクト支援の意義は、中学生が自分たちのアイデアを試作として実際のモノに作り上げていく工程を体験したことです。工具の使い方、部品の組み込み方、試作における工夫など、「頭の中のイメージ」を「手に取れる形」に変えていくプロセスを通じて、ものづくりの面白さと難しさを実感していただけたのではないでしょうか。
今後への期待
京都試作ネットとしては、今回のアイデアが採択され、実際に動作するマウススリッパの試作づくりに繋がることを願っております。若い世代の柔軟な発想と、私たち京都のものづくり企業が持つ技術力が融合することで、人々の健康と生活を支える新しい製品が生まれる可能性を、このプロジェクトを通じて実感いたしました。
今後も京都試作ネットは、次世代を担う若者たちのアイデアを形にする支援を続けてまいります。


関連リンク
> inochi WAKAZO Project 公式サイト
> Kyoto Makers Garage 公式サイト(Accessはこちら)
若者の製品開発支援や試作に関するご相談は、京都試作ネットまでお気軽にお問い合わせください。
