京都試作ネットの匠たち:
森島辰治 (共進電機株式会社)
徹底した顧客との対話でモノづくりの本質を掴む

開発部としての業務

共進電機には入社しておよそ20年になります。最初は電子機器製造の部署に配属され、先輩や上司にいろいろ教えて頂きながらものづくりをしておりました。やがて開発部が発足すると、まず製造部からのお手伝いという形でメンバーに選ばれ、その後正式に開発部に配属となりました。現在の仕事は電機・電子機器の設計開発です。具体的にはお客様との打ち合わせを行いながらご要望に見合う電気回路・構造の設計を行います。必要に応じて実際に回路を組んだり、電気回路のシミュレーションソフトを使うなどして動作確認をしつつ図面化し、製品へと作り込んでいきます。

経験と新しい技術を製品に取り込む

設計開発においては困難な課題もあります。弊社製品のひとつである太陽光電池の自動検査装置では電源部を担当しておりました。それまでの開発では扱ったことのないような高電力を要するものでした。開発途中で故障を起こしたりといったトラブルも経験しましたが、実験などを繰り返して現在の製品化まで持っていくことができました。技術は日進月歩で革新していきます。その中で自社の製品に取り込めるものをいち早く学び、ものづくりに活かしていきたいですね。

共進電機が掲げるオーダーメイドへの想い

共進電機では2008年2月に「KOPEL(コペル)」というオーダーメイドブランドを立ち上げました。弊社が提案するオーダーメイドでは、お客様がご納得いただけるまで何度でも打ち合わせをし、イメージ図を作成いたします。お客様の想いをキャッチするとともにご要望の奥にあるアイデアを具現化した最適なご提案をさせて頂きます。想いの具現化とは、ものづくりの一番の本質でありながらなかなか実現が難しいことです。しかしながら私どもはこれをしっかり行うことでお客様に喜んで頂き、良好な関係を積み重ねていきたいと考えています。

装置を通じて環境エネルギーに貢献

弊社は太陽光電池やバッテリーなどの蓄エネ・省エネといった新エネルギー路線に向かって進んでおります。製品の効率と耐久性を高めることによって取替による環境ロスを少しでも減らしたいと考えています。たとえば太陽光電池セルの検査装置では検査用ランプなどはどうしても劣化しがちです。そこで消耗部品の寿命を長くすることで取替頻度を少なくすることができ、部品の破棄が少なくなります。また取替に伴う装置の停止時間も短くなるため生産効率も上がります。こうした意味で新エネルギーと環境に貢献できればと考えております。

設立1955年2月
代表取締役小島 久嗣
所在地〒600-8865 京都市下京区七条御所ノ内西町18番地
TEL075-311-8555
FAX075-312-4180
事業内容・各種制御装置・検査装置の開発、設計、製造
・高電圧・高周波電源装置の開発、設計、製造
・試作開発、OEM製作
WEBサイトhttp://www.kyoshin-electric.co.jp/