参画企業:
高木金属株式会社
液体から金属が生まれる不思議な世界で笑顔とコア技術の創造に貢献します。
高木金属株式会社は、「現代の名工」を受賞した高い技術力で、どんな試作でも対応させていただきます。通常、1個2個の試作は、手間が掛かるため、快く引き受けてくれる先は多くありません。高木金属株式会社では、少量、難しいという理由で、お断りすることはありません。どんな場合でも、お客様の要望をお聞きして、ご満足いただけるクオリティをご提供させていただきます。
高木金属株式会社の会社概要
創業 | 1966年 |
代表取締役社長 | 高木 正司 |
所在地 | 〒612-8486 京都市伏見区羽束師古川町246-1 |
TEL | 075-933-4775 |
FAX | 075-933-5536 |
営業種目 | 金・銀・銅・Ni・Rhめっき |
社内設備 | 2018年工場更新(新工場内外景・新排水処理装置全景等) |
WEBサイト | https://takagilabo.jp |
高木金属株式会社のオススメ試作
アルミ上の部分メッキ
アルミの上にメッキするというのは比較的難しい種類のメッキです。なおかつ内面に銀メッキを厚くつけるとなると高度な技術が必要になります。全面に銀を付けるよりも、本当に必要な部分にだけ銀メッキにすることで、コストダウンが図れます。お客様の仕様によっては、機能的に部分メッキが必要になることもあります。納期は1日程度です。傷一つない美しい仕上げにもこだわっています。
光沢が残る厚メッキ
一般的に、光沢を出すにはメッキを薄くする必要があります。弊社では、80μ(ミクロン)から100μの厚メッキでもぴかっと光る綺麗な光沢を出すことができます。例えば、鋳物にメッキをするときは、巣穴からの変色を防ぐために厚メッキにする必要があります。機能面から厚メッキを採用した場合でも、短時間で光沢を出すことができます。
スーパーエレクトロゴールド
薄い金メッキはピンホールと呼ばれるメッキ皮膜の微細な穴が空きやすく、その部分から腐食が発生しやすくなります。通常1.5μくらいの厚みでなければピンホールを塞ぐことができませんが、弊社では、メッキ厚1μ以下でもピンホールを塞ぐ技術があります。耐腐食試験によってピンホールが存在しないことを確認しています。しかも低い接触抵抗を維持します。このような技術は他にはありませんので、弊社ではスーパーエレクトロゴールド(略称SEG)と呼んでいます。
高機能抗菌めっき技術 KENIFINE
KENIFINEとは、神戸製鋼が独自に開発したニッケル系の高機能抗菌めっき技術です。弊社ではKENIFINEを用いて、既存製品に抗菌めっきで付加価値をプラス。匠の技で金めっきや銀めっきのデザイン性を向上し、企画段階から製品化までトータルでサポートします。
高木金属株式会社の自慢の設備
傾斜バレル
容器に液体を入れ、ゴロゴロ回すとメッキができます。最大の特徴は、小さいバレルなので、1ミリ角以下の小さなモノでも1個からメッキできること。この傾斜バレルは固定式で、社内で開発し製作しました。金メッキ、銀メッキ、銅メッキ、スズメッキ、ニッケルメッキなど、どんなメッキでもこの装置一台でできます。部分メッキや、様々なメッキ厚にも対応します。メッキにかかる時間は、仕様にもよりますが短ければ5分程度、長ければ1時間程度です。
蛍光X線 EX-3000
メッキ厚を確認する装置です。検品の時に、お客様からの仕様どおりに仕上がっているかを確認します。装飾用メッキの場合は、0.1μ(ミクロン)前後など非常に薄い仕様で、一番美しい色合いを出せるようにしています。一方、工業用メッキの場合は機能性が必要になります。摺動性があるものは使っているうちに擦れてメッキが落ちてくるので、厚くしておきます。お客様と相談しながら、用途にあったメッキ厚をご提案します。
無電解Ni自動めっき装置
無電解でニッケルめっきを行う装置です。通電性の悪い材質、形状、条件下でのめっき、めっき被膜の厚み・均一性の制御、耐久性が必要な場合に適しています。この装置ではめっき作業中の金属濃度やその他必要な薬液を自動分析し、自動補給を行う装置であり、常に同条件下でのめっきが可能となります。
自動Cu/Niめっき装置
数量の多い製品をめっきする場合に活用されるバレル式・ラック式兼用の自動めっき装置です。
高木金属株式会社の受賞・認定・メディア掲載歴
2020年 | 京都環境賞特別賞 KES推進賞 |
2015年 | 京都オスカー企業認定 |
2004年 | 厚生労働大臣表彰「現代の名工」受章 |
1999年 | 京都府知事表彰「現代の名工」受章 |