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プロジェクト:
佐々木代表理事 インタビュー

- 形のないモノに形を -
社会課題の解決策・新ビジネス創出をサポート

佐々木化学薬品株式会社 代表取締役

佐々木 智一

京都試作ネットとは

● 京都試作ネットの成り立ちについて教えてください。

佐々木

2001年、京都府内で金属加工業を営む中小企業10社が連携して発足したのが「京都試作ネット」です。1990年代、バブルが弾けた頃から、国内大手メーカーは生産コストが日本よりも安い海外へ生産拠点を移転し始めました。当時、試作ネットの発足メンバーの多くは大手メーカー1~2社と取引を行い、大量に注文された製品を生産して納める企業が多かったです。俗に言う下請け構造の企業でした。大手メーカーの生産の海外移転は「日本からモノづくりがなくなるのではないか」という衝撃的な出来事であり、中小製造業は厳しい事業環境に置かれていました。
顧客である大企業について行き、海外で一緒に仕事をする中小企業も増えましたが、全ての企業がそれを実現できたわけではありません。では、どうするべきか。生き残り策を考える中で注目したのが、大手メーカーが国内に残していた開発部門でした。開発部門に関わる試作の請け負いを事業として見いだし、「お客さまの図面をお預かりし、素早く形にしてお戻しする」というコンセプトを掲げ、試作ネットが誕生しました。
近年は、試作だけでなく商品構想やデザイン、設計まで手がけるようになり、図面のない仕事も受けています。設立当初の仕事は、大手メーカーの開発部門からの試作依頼が大半でしたが、「試作の前段階の仕事も頼めないか」と商品構想やデザインなども依頼されるようになりました。最初は苦労しましたが、徐々に鍛えられていきました。

● 試作ネットの加盟企業について教えてください。

佐々木

京都府内に拠点を持つ38社の中小・中堅企業が加盟しています。金属加工業を営む中小企業が集まりスタートしたという経緯があるため、金属加工業系の企業が約半数を占めています。そのほかには、IoT(モノのインターネット)機器や装置を手がける企業、化学商社、樹脂・ゴムの加工業があり、最近ではマイコン制御やソフトウェア開発、半導体、設計、さらにはユーザーインターフェース(UI)デザインに強みを持つ企業も参画しています。
2024年6月までに京都試作ネットが加盟企業に仲介した試作の累計売上高は約77億円に達しました。また、専用ホームページを通じた問い合わせの累計件数は1万件を超えています。
一方で、多様な企業が加盟しているものの、利益追求が主な目的ではありません。そのため、「前回はA社が対応したから次はB社が対応する」といった案件を仲間内で回すことはしません。試作については企業生命を賭けたチャレンジと捉えています。このため、顧客目線で最高品質の提供を心がけており、顧客にとってA社が最適であれば、その案件はずっとA社が担当します。案件に対しては、常に「ゴッドハンド」(試作ネット内で最も顧客に適した企業)が対応するようにしています。

● 加盟企業にとって試作ネットとはどういう組織ですか。

佐々木

試作ネットは加盟企業にとって、研究開発拠点のような存在です。活動に取り組むことで、今後の市場動向や需要、また事業創造の機会をつかむことを目的としています。経営者自らが汗をかいて試作ネットの活動に参加したり、展示会などへ出展することで得た情報を基に、「今後はこうした分野に需要が出てくるのか」「この分野では将来的に需要がなくなりそうだ」といったことを自分自身で感じ取ってもらっています。
加盟企業の事業創造に向けたチャレンジに対して、試作ネットは全力で支援しています。試作ネットに加盟するための年間会費は1社あたり約60万円となっており、それなりに高額な会費です。加盟企業全社の会費を合わせると、2000万円を優に超える資金となります。この資金を活用し、試作ネットとして展示会に出展したり、新たな試作を行うための設備を購入したりしています。
1社単独ではなかなか踏み切ることが難しい大規模な投資を、組織として実施することで加盟企業のチャレンジを後押ししています。

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