参画企業:
株式会社辻製作所
真面目でがむしゃら~信頼と安心をお届けする板金ファクトリー
長年の経験と技術の蓄積でより高精度な板金加工に取り組んでおります。また、3Sの推進と合理的なライン構築により納期管理・品質管理の向上に努めております。品質管理の面では、不良数率0.01%(1万分の1)以下を達成し、第一目標である「万が一もおこさない」に近づくことができました。今後も「信頼と安心をお届けできる板金工場」を目指し努力致して参ります。
株式会社辻製作所の会社概要
創業 | 1960年 |
代表取締役社長 | 辻 智之 |
所在地 | 〒601-8204 京都市南区久世東土川町376-7 |
TEL | 075-922-0410 |
FAX | 075-922-0411 |
営業品目 | 精密板金加工(計量包装機器、医療機器、電機機器、産業用機器関連部品) |
WEBサイト | https://tsujiss.net/ |
株式会社辻製作所のオススメ試作
精密板金加工
鉄、アルミ、ステンレス、銅、真鍮などの精密板金加工の中でも特に高精度の加工を得意としています。寸法公差±0.5ミリ程度が一般的な板金加工ですが、弊社では0.3ミリ、0.1ミリといった範囲で仕上げています。試作品の加工には、お客様のご要望に近い物を開発段階から提案し、短納期で仕上げる力が必要になります。手間も時間もかかりますので全国的に引き受ける会社は少なく、遠方からのご依頼も多数いただいております。
ブランク加工
板金の切断や穴あけといった、精密板金加工の取り掛かりに行う加工です。弊社にはレーザーで板金を切る加工と、パンチで型を抜く加工を同時に行える複合機があります。別々に行うと精度が落ちますが、一度に行うことで、複雑な抜き、成型、タップ(ねじ切り加工)ができ、高精度のものを仕上げられます。納期短縮にも一役かっています。
ステップベンド加工
板金加工は大きく分けて「切る」「曲げる」「溶接する」という3つの手順あります。「曲げ」加工には、曲げるモノや形に合わせた金型が必要になり、複雑な曲げになると十数回も金型を交換しなければなりません。弊社では、複数の金型をセットし、順番に加工していくことができる機械を導入しています。段取りをしっかりすることで、スピーディーで精密な加工をご提供しています。
株式会社辻製作所の一押しスタッフ
盛田 友紀子
仕事の良しあしは段取りで決まる
計画業務営業グループという、製造の段取りの中核を担う部署で働いています。一日の生産には限界がありますので、効率よく稼働するために、いつどの製品をどんな材料で何個つくるか、まとめて管理しています。段取り八分と言いますが、まさに準備がおろそかになると、納期遅れや不良に直結します。直接製品に触れる仕事ではありませんが、お客様に業界一「安心」いただける精密板金加工をお届けするサポートをさせていただいています。
下村 顯一郎
ミスを絶対に見落とさない
製品の最終検査を担当しています。以前は最終検査での確認に頼りがちでしたが、現在は工程内検査を推進しています。工程内検査と最終検査の二重チェックで製品の品質向上、加えて従業員全員の品質への意識が高まっています。ミスが出やすいポイントをフィードバックして全員で共有し、繰り返さないように取組んだ結果、不良数率0.01%(1万分の1)以下を達成し、第一目標である「万が一もおこさない」に近づくことができました。
辻 登巳男
板金加工のノウハウはトミさんに聞け
板金加工は「切る」「曲げる」「溶接する」の3工程です。どの工程にも携わってきましたが、現在は曲げ加工を専門にしています。最近は、強度や見た目を重視し、溶接個所を減らす要望が増えています。その分曲げ加工のレベルの高さが求められますが、曲げこそ弊社の一番強いところです。時間をかけずに綺麗にできる方法を探究することで、お客様に喜んでもらえる。仕事の面白いところです。
藤村 晃平
人任せにせず自分でやって見せる
TIG溶接をメインに、半自動溶接、ろう付け、リベット接合など、製品に合わせた溶接をしています。単に図面通り作業するのではなく、図面からユーザー様の意図を読み取り、しっかりした製品作りをすることが技術者として一番大事なことだと思っています。製品への信頼を得られるよう、一人ひとりが取組むことで会社全体の技術力が上がると思います。まずは自分の技術力の向上に努めていきたいです。
株式会社辻製作所の自慢の設備
板金3D CAD/CAMシステム、ベンディングCAMシステム(SHEET WORKS、Dr. ABE BEND CAM)
3Dデータから完成図を画像化し、ベンディング(曲げ加工)のシミュレーションを行うシステムです。このシステムを採用してから、作業が非常にスピーディーになりました。平面で描かれた図面を3Dに起こし、どこをどう曲げるか、どこを溶接するかをシミュレーションできるので段取りが早い。その結果、リードタイム短縮、ミス低減に繋がります。お客様からは、イメージ共有がしやすいので非常に喜ばれています。
NCレーザーパンチ複合機ライン(EML-3510NT+ASR48)
高速レーザーパンチ複合機です。レーザーで板金を切る加工と、パンチで型を抜く加工を同時に行います。複雑なカット、成型、タップ(ねじ切り加工)ができ、短納期で高精度のものを仕上げられます。大きさは、2440×1220ミリまで対応できます。夜間も動かせるので量産品の対応ができることも大きな強みです。
プレスブレーキ(HDS/NC制御モジュラーツーリング)
板金を曲げる加工には、曲げるモノや形に合わせた金型が必要になり、複雑な曲げになると十数回も金型を交換しなければなりません。この機械は、複数の金型をセットし、順番に加工していくステップベント加工ができます。スピーディーで精密な仕上がりが特徴です。
ベンディングロボットシステム(ASTROⅡ-100NT)
曲げ加工を完全自動化し、量産だけでなく多品種少量生産ができるロボットです。安定した精度と、夜にセットしておくと翌朝には仕上がっていますので納期短縮、コストダウンにも貢献しています。弊社では、計量包装機器、医療機器、電機機器、産業用機器などの部品を製造していますが、この機械の導入により生産性の大幅な向上を実現しています。
株式会社辻製作所の受賞・認定・メディア掲載歴
2013年11月03日 | NHK総合「新・ルソンの壺 〜“人をつないで 新ビジネス” スペシャル〜」(関西地域) |
2013年05月11日 | NHK総合NHKスペシャル「メイド・イン・ジャパン 逆襲のシナリオⅡ |