京都試作ネットの匠たち:
山本孟史 (有限会社日双工業)
複雑な切削加工もこなす金属加工のスペシャリスト
高度な金属加工技術力に惹かれて
2014年に中途採用で入社しました。企業説明会で説明を受けた仕事内容に惹かれたことと、複雑な形状をしたバラの製作物を見たことが、入社の決め手です。以前の職場では二次的な加工を主に行なっておりましたので、現在の職場では複雑な三次元形状の加工に携われることにとても魅力を感じています。弊社では、各担当者がプログラムを組むところから、機械の段取り、加工、検査までを一貫して行っております。一連の流れを担当するからこそ、責任感はもちろんですが、不良品が出た時に、どこが問題だったのか、原因を突き止めて対処することが容易になります。また、ブロックからかたちになっていくのがわかるので、仕事の一連の流れを担うことができるのは面白いと感じます。2018年に社屋が新しく変わり、目に見えてわかる変化もあるので常にモチベーション高く仕事に携わっています。
時間や材料の無駄を省いた組織づくり
弊社では量産よりも、単品の試作が多くあります。その為、様々なかたちの試作を行う上で、より、無駄な工程を省いた作業ができるように心がけています。かつては各技術者がそれぞれのやり方や経験で作業を行なっておりましたが、現在は加工方法を基礎からやり直して積み上げることで、今までとは全く違う新しいアプローチを修得して、加工の技術を極めています。作業を行う中で、時間をかけるところと、かけないところはしっかりと判断し、時間と材料の無駄がないようにすることも常に意識しています。
三次元形状切削加工の更なる高みへ
三次元の複雑な形状をつくっていく中での上司からのアドバイスは、やはりためになります。「次からこうしよう」と色んな可能性に気づくことができ、素材や形状、条件に縛られず、自分のできる範囲を決めずに加工に向き合うことが出来ています。複雑で多品種の加工を行うので、飽きが来ず、「今回うまくいったから次回は違うことも試してよう」と応用のコツを掴んでいくことも楽しいです。削っている過程はとても興味深く、実際にうまく出来上がった時には嬉しさがこみ上げます。
大切にしているのは「お客様からファンになってもらうこと」
今後も、複雑な形状の加工をさらに追求し、材料の無駄も時間の無駄も省き、更なる技術力の向上に努めます。細くて、どう削ったのかわからないような難しいものを是非ともつくってみたいと思っています。加工をあまり知らない人に見ていただいても、目を惹くことの出来るようなものをつくることが次のステップの目標です。日双工業では「お客様にファンになってもらうこと」を大切に考えています。他社と同じ価値、同じ納期だった時に、お客様から「日双工業が好きだから」と、価格競争に負けないプラスアルファのブランド力と、信頼・安心感で任せていただけるように、日々、スピードと品質を重視してまいります。
設立 | 1983年9月 |
代表取締役 | 西田 裕子 |
所在地 | 〒611-0041 京都府宇治市槇島町目川77-1 |
TEL | 0774-23-3499 |
FAX | 0774-23-4205 |
認証取得 | KES2-0184 |
事業内容 | ・3D形状の精密部品の製作 ・試作部品の製作 ・各種治具の設計製作 ・金型関連部品の製作 ・3Dデジタイジング ・3Dモデリング ・NCデータの作成 一般工業用機械部品や医療関連部品から コンシューマー向け製品の部品まで、 切削加工でお応えしています。 |
WEBサイト | https://www.nisso-k.co.jp/ |