試作実績:
無電解ニッケルめっき黒色
無電解ニッケルめっき黒色の試作実績
素材 | 銅・真鍮・鉄・ステンレス |
加工方法 | めっき |
寸法 | 最小:1mm〜、最大:手のひらサイズまで、めっき厚:5〜20μ |
加工日数 | 1日 |
用途 | 自動車・弱電・センサー関連・光学機器・医療関連など |
試作品のPR | 光学特性(防眩性・耐反射性)のあるめっき処理方法です。RoHS対応品です。弊社では無電解ニッケルはじめ、微小部品の量産設備を保有しています。細かな部品を量産できる設備・技術を有しているのが弊社の大きな特長です。 |
担当企業 | 株式会社キョークロ |
担当企業の一押し技術
めっき、塗装の複合処理
キョークロの一番の強みは、めっきと塗装それぞれの利点を組合わせた複合表面処理をご提案できることです。電気めっきにとどまらず、乾式めっき、塗装、樹脂コーティング、付加処理など、多品種を取り扱っていますので、耐食性、耐摩耗性といった機能面から、表面の輝き、カラーリングといった外観の美しさまで自由自在に調整できます。特にネジ、ナット、ボルトなど小物に特化しており、2~10μ(ミクロン)の超薄膜の複合皮膜による表面処理が可能です。
無電解ニッケルめっき
従来の電気めっきは、電流密度の影響によりめっき厚に若干ばらつきが出てしまうという課題がありました。無電解ニッケルめっきは化学反応を利用するため、複雑な形状の部品でも均一に仕上がるのが特徴です。その精度は、なんと±2μ。鉄素材の小物を中心に一度に大量のめっき処理ができますので、コストダウンにもつながります。
ハイニッケル(高ニッケル共析亜鉛ニッケル合金めっき)
通常の亜鉛ニッケル合金めっきよりもニッケル比率が高く、耐食性に優れためっき技術です。塩水噴霧試験で耐食性を検査すると、通常の亜鉛ニッケル合金メッキが白錆72時間、赤錆1000時間程度であるのに比べ、ハイニッケルは白錆300時間、赤錆2000時間程度と、単純比較しても2倍以上の耐食性を示します。キョークロでは小物に特化したバレルを使って大量にめっき処理できますので、機能とコストの両立が実現できます。