試作実績:
シリコン キーボードカバー
シリコン キーボードカバーの試作実績
素材 | シリコン |
加工方法 | 高精度薄物加工・シルク印刷 |
寸法 | 最薄部0.25mm |
加工日数 | 金型制作:1ヶ月 |
用途 | OA機器 |
試作品のPR | シリコンを素材に用いることで抗菌剤を混ぜ込んだり、着色することが可能となります。最薄部0.25mmと極めて薄く、ノートパソコンを閉じたときなどにも邪魔になりません。金型や加工方法を工夫することで薄く、破れにくい製品を実現しています。 |
担当企業 | 株式会社西山ケミックス |
担当企業の一押し技術
ゴムの直圧成型
金型の中にゴムを仕込んで、熱と圧力をかけて硬化させる加工方法です。直圧金型は他の金型に比べて安いのが最大のメリットです。大量生産には向きませんが、中量産に向いているので、小ロットで多品種を加工しやすいという特徴があります。大きい物だと600×400ミリ、小さい物だと10×10ミリ以下も加工できます。ゴムは薄くするとばらつきが出やすくなりますが、均一に薄さを出せるところが弊社の強みです。
ゴムの練り加工
ゴムを金型に仕込む前に、材料を準備する段階で、練り加工という工程があります。弊社では社内で材料を練ることができるので、例えば色を付けたい、材料の硬度を変えたい、抗菌剤を混ぜたい等、様々な効果を付与することができます。ゴムには種類が100種類以上ありそれぞれ、引裂きに強い、燃えない、導電するなどの特徴があります。その中からお客様の用途要望に合わせてゴムを選定し、ご提案いたします。
ゴムの切削加工
試作で1つだけ作りたいというご要望には、切削加工でお応えしています。ゴムは弾性があるので、切削加工には不向きな材料と考えられていますが、硬度70度以上であれば加工することができます。ゴムの加工は平たいシート状のものを扱うことが多いのですが、切削加工では3D形状のものを表現することができますので、用途は幅広くなっています。
ゴムのウォータージェット加工
水圧でゴムを削る方法です。切削加工よりも軟らかいものを削ることができます。厚さ10ミリまで加工できますので、高さがあるモノの加工に強いです。費用が安いことも大きな特徴です。一般的に出回っている規格の製品はどこでも手に入りますが、イレギュラーなサイズのもの、一品一様のものを製作しています。