お客様の声:
松村礼央(国際電気通信基礎技術研究所)×竹田正俊(クロスエフェクト)

コミニュケーションメディアとしてのロボットに
ソフト/ハード面からアプローチするプロジェクト。

国際電気通信基礎技術研究所(ATR)
知能ロボティクス研究所 研修研究員/修士(工学)

松村 礼央

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株式会社クロスエフェクト 代表取締役
京都試作ネット 代表理事

竹田 正俊

国際電気通信基礎技術研究所(ATR) 知能ロボティクス研究所 研修研究員/修士(工学)

松村 礼央

ロボット開発の将来について

松村

私としては、ロボットを使って人のコミュニケーションを研究することで、人のコミュニケーションの能力の向上につながって欲しいと考えています。現在は、そのような研究に必要となるセンサーやロボットを開発していくのが、私のミッションです。例えば高齢者の方が、何気なく発しているサインみたいなものを、ロボットやセンサを設置した環境で取得して、それを理解することで、高齢者の意図を汲んであげられるような社会を作れるのなら、それはすごく素敵な事だと思います。コミュニケーションを通じてより良い世の中というのを何とか作っていけたらと思っています。なので出来る限り軍事とかには使いたくないですね。技術は何に使うかだと思うんですね。僕たちの開発した技術も、軍事利用しようと思えばいくらでも出来ると思うんです。でも大前提として軍事の為のロボットを作らないという所が、一番日本の良い所だと思っています。キャラクター性が豊かなロボットは海外の方の感性ではなかなか出て来ないデザインのようで、そこら辺はある程度日本の文化的な強みかなという気はしますね。

竹田

海外から軍事利用としての引きはあったんですか?

松村

本当に単なるジョークだと思うんですが、「こんな可愛いロボットをどうして軍事転用しないんだ」みたいな事を言われて、いや無理でしょ、銃も何もついてないしと思ってたんですが、「こんな可愛かったら皆集まって来るだろう、集まった所でこれをボーンとやったらすごいよ。」言われて……

竹田

日本人には無い発想ですね、それは……

松村

その発想が無い事が幸せだと思いますね。あとは我々が開発したものが、医療等に役立つと良いかなという気がしますね。例えばコミュニケーションとかの観点でいうと、メンタルのケアであったりとか、そういう部分で何か我々の知見が今後、役に立つというのであれば、すごく良いかなという気がします。もちろんロボットがそれに直接関わるという意味では無いんですが、ロボットを使って人の心理学的な振る舞い等を研究していくことで、メンタルでのケアなどの分野が発展していくと、僕としてはすごく素晴らしい事だなと思います。