試作実績:
直動鉗子
直動鉗子の試作実績
素材 | 鉗子・柄:ステンレス(SUS304) 握り:アルミ |
加工方法 | 切削加工・ワイヤー放電加工 |
加工日数 | 2ヶ月 |
用途 | 医療系 |
試作品のPR | 「眼科用鉗子」に先立って製作した鉗子です。腹腔鏡手術で切開した穴の奥などに挿入して用いる鉗子です。量産品の場合、コストを考慮して握り部分は樹脂製となります。 |
担当企業 | 株式会社衣川製作所 |
担当企業の一押し技術
マイクロ鉗子
大学との共同開発により製作した、内視鏡手術で人体の組織の一部を切り取るときに使用する鉗子です。通常の鉗子よりも先端の径が小さいためマイクロ鉗子と呼んでいます。弊社は平成25年に第三種医療機器製造販売業許可を取得し、今まで以上に医療機器開発に注力しています。次世代型の鉗子として、もっと径が細いものや、お客様のニーズを取り入れた製品開発を進めています。
フレキシブル鉗子
内視鏡手術において一番ネックになるのが、器具の挿入角度です。真っ直ぐの器具では小回りが利かないため、柔軟に動く器具の開発が必要です。フレキシブル鉗子は湾曲した経路をスムースに進み、高い操作性としなやかな動きが特徴です。先端把持部の開き角度と把持力の強さを保持できる構造になっています。さら使いやすい製品づくりを目指し、現在進行形で工夫を凝らしています。
剣山型 0.1m/m角ピン
再生医療の現場などで、シャーレに角ピンを置き、電流により変動磁場を発生させ、さらに先端部の磁場をコントロールすることで細胞を活性化させることを目的として作られた試作研究品です。0.1mm角に169本の突起があります。ワイヤーカット加工という精密加工技術で作られています。
カプセル錠剤輸送パーツ
カプセル錠剤の製造ラインで使用される部品で、吸着→押出→移動をエアー圧で行います。カプセル錠剤は軟らかいので傷つかないよう、表面をきれいにする鏡面研磨、ラップ加工といった技術が使われています。個々の加工自体は他社でもできますが、マシニング、研磨、ワイヤーといった様々な加工方法を複合的に組み合わせるノウハウは弊社独自の技術です。